うちは大丈夫?ハウスメーカの気密性についての悩み

高気密・高断熱
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気密性の高いはずの戸建てを建築しても

コンセント付近からのスース―と風が抜けることがあるようです。

もし、それを改修するとしたら?

と言うことについて検討してみました。

 

気密改善工事に関する費用負担についてですが、

もし工事契約書(仕様書など)に気密性能に関する

記述(C値とか隙間相当面積とか)があれば、

それを満たしているかどうかの気密試験を

ハウスメーカーに要求することができます。

 

試験の結果が性能値を満たしていれば、

気密試験の費用は購入者持ちで、

改善工事も当然購入者側が負担することになります。

 

満たしていなければ気密試験だけでなく

改善工事の負担もハウスメーカーに要求することができます。

 

しかし、気密性能に関する記述が一切ない場合には、

契約違反には当てはまらないわけですから、

気密改善工事は購入者の負担となることが必至です。

 

気密性能に関して、

かつて平成11年の省エネ基準に規定されていましたが、

平成21年の改正時に何故か削除されてしまったようです。

 

したがって、

ハウスメーカーの契約書にその記述がない可能性も高いです。

 

もし自己負担で気密改善を行う場合は、

防気カバー自体は大した値段ではありませんが、

費用は取り付け工事がどの程度になるか次第となります。

 

防気カバーの取り付けに際してコンセントカバーを取り外し、

コンセントを引き出すだけで装着できるのタイプ(後付けタイプ)であるならば、

電気工事の資格を持つ地元の電気屋さんに

来てもらって入れてもらうだけで済む可能性があります

 

しかし、もしコンセント部分の内装を剥がす

必要があるタイプ(先付けタイプ)のものなら

結構な工事となることでしょう。

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